ビル管理士とは?受験資格・試験概要・2026年度の日程を解説

ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)とは

「ビル管理士」は通称で、正式名称を建築物環境衛生管理技術者といいます。「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」(通称ビル管法)に基づく国家資格で、一定規模以上の特定建築物では、この有資格者を選任することが義務づけられています。空気環境、給排水、清掃、ねずみ・昆虫の防除など、建物の衛生環境を総合的に管理・監督する役割を担います。

資格を取得する方法は大きく2つあり、ひとつが国家試験に合格するルート、もうひとつが登録講習会を修了するルートです。本記事では国家試験について解説します。

受験資格(実務経験が必要)

国家試験には実務経験の要件があります。興行場・百貨店・店舗・事務所・学校・旅館など、法で定められた用途の建築物において、環境衛生上の維持管理に関する実務に業として2年以上従事した方が受験できます。従事した実務内容は、申込時に実務従事証明書などで証明する必要があります。

受験を検討する際は、自分の実務内容・従事期間が要件に該当するかを、公式の「受験の手引」で必ず確認してください。

試験の形式

試験はマークシート方式の四肢択一で、出題数は合計180問です。午前(3科目・90問)と午後(4科目・90問)に分かれ、それぞれ3時間、合計6時間で実施されます。出題は次の7科目です。

  • 建築物衛生行政概論
  • 建築物の環境衛生
  • 空気環境の調整
  • 建築物の構造概論
  • 給水及び排水の管理
  • 清掃
  • ねずみ、昆虫等の防除

令和8年度(2026年度・第56回)の試験日程

公益財団法人日本建築衛生管理教育センターの公表情報によると、令和8年度試験の概要は次のとおりです。

  • 試験日: 2026年(令和8年)10月4日(日)
  • 試験地: 北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県の6地域
  • 受験手数料: 17,900円(非課税)
  • 受験の手引(願書)配布・申込期間: 2026年5月7日〜6月15日
  • 受験票交付: 2026年9月9日(予定)

申込は例年、初夏に締め切られます。年1回の試験であるため、受験を予定している方は早めに公式サイトで最新の日程と手続きを確認しておきましょう。

まとめ

ビル管理士は、実務経験を前提とした国家資格です。試験は年1回・全180問という大きなボリュームで、計画的な準備が欠かせません。まずは受験資格と日程を正確に把握し、余裕をもって学習をスタートさせることが合格への第一歩です。

※本記事は学習の参考として当サービスが独自に作成したものです。日程・要件は変更される場合があるため、出願前に必ず公式情報をご確認ください。

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